スターダスト・東沢楓役 西山宏太朗さんにインタビュー!!

スターダスト・東沢楓役の西山宏太朗さんにオフィシャルインタビューを行いました!
これまでの「GETUP! GETLIVE!」の振り返りや相方の花江夏樹さんの印象、そして、2021年11月14日に開催する『4th LIVE!!!!』への意気込みを伺いました。

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――声優という職業から突き抜けて、お笑いのセンスまでも発揮している西山さん。芸人役を務める上で、参考にしたものなどはありますか?

昔からよく芸人さんがMCを務めるラジオ番組を聴いているのですが、そこで色々学ばせていただきました。『GETUP! GETLIVE!』で特に感じることは、お笑いには“瞬発力”が必要だということ。芸人さんの、台本にはない返しなどを見聴きして「すごいな、勉強になるな」といつも感心し、学ばせてもらっています。

――今、一番好きな芸人さんは?

迷う~! たくさんいるのですが、今あえて挙げるとするならば、和牛さん。和牛の漫才って、どことなく“品”があるんですよね。誰かを傷つけたりせず、上品に、でも面白い! そういうお笑いができるようになりたいと思っています。僕は芸人じゃないんですけど(笑)

――スターダストはどんなコンビだと思っていますか?

まず、僕が演じる東沢楓は、ネガティブでかなり後ろ向きな性格。それに対して、相方の上原淳也は母のように優しくなだめて、そして引っ張っていってくれています。淳ちゃんがいなければ成り立たないかと思いきや、実際ステージに立つと、ヒガちゃんのボケなしではあのコント・漫才の形になっていないんですよ。プライベートでも仕事でも、ある意味、丁度良いバランスの取れたコンビだと感じます。

――プロジェクトが始動して早2年。3度のLIVEを経験し、コンビ間に変化は?

LIVE内でのストーリーで大きく関係性が変化したコンビもいますが、スターダストに関しては、そんなに変わっていないと思います。それは、1st LIVEでのストーリーが大きかったんじゃないかな。ヒガちゃんが完全に淳ちゃんに頼り切っていた状態から、自分からネタ案を出すようになって…。それによって“揺るがない2人”が出来上がったと思います。

――“相方”である花江夏樹さんの印象を教えてください。

花江くんは、お芝居はもちろん、お笑いにおいても「こういう風にしよう」と色々と提案を出してくれ、引っ張っていってくれる存在です。花江くんが相方で良かった! 本当かどうかわからないのですが、花江くんは当日まで台本を覚えてこないんですよ。なのに、本番までのネタ合わせで全部覚えてしまうんです。そもそもの能力がめちゃくちゃ高い(笑)天才かつ、お笑いのセンスもある、本当に頼りになる相方です。

――本番前にどんな会話をしているのか気になります。

「ここの間はこれだけ空けよう」「ここは無表情の方が良い」「次のシーンの笑いを活かすために、ここは抑え目にしよう」など、とにかくネタの打合せをしています。ネタ合わせをどれだけしても安心しきれないのが、『GETUP! GETLIVE!』の怖いところ(笑)

――1st LIVEでのスターダストをきっかけに、その後の公演では全コンビが台本を持たなくなるという、『GETUP! GETLIVE!』にとっても大きな影響を与えましたね。

「台本を持たない方が、お客さんに届くのでは?」と思いつきで始めたことだったのですが…終わった後、他のコンビに「台本外すのはずるいよ!」と責められました(笑)その結果、今ではみんなが台本を外すようになっちゃったから、僕たち自身も「次も外さなきゃ…ネタ覚えなきゃ…」とちょっと憂鬱な気持ちになったりして(笑)

――(笑)そんな他のコンビのネタを見て、どう感じますか?

焦りを感じます。お客さんにウケているのを見ると、同じステージに立つ仲間として誇らしいのと同時に、「これに勝てるのか?」と不安と焦りに襲われますね。

――他コンビとは、ネタについて話すことはあるのでしょうか?

お芝居といえど、やはりライバルなので、何も話さないです。LIVE前とかは、もうバチバチ! でも、リハーサルを見て「これはずるいよ~」と言い合うことはあります。

――これまでの公演、披露したネタで一番印象に残っているものは?

やはり、3rd LIVEの「お寿司屋の注文」ですね。花江くんが泣いた漫才(笑)本当にびっくりしたので、印象に残っています。もしかしたら、それに触れずにネタを続けるのがプロなのかもしれないのですが、思わず「な、泣いてる!?」とツッコんでしまいました(笑)

――あの漫才は、そのツッコミもあって大爆笑が巻き起こっていましたね(笑)。

想定外のことが起きても、それをネタの一部として笑いに繋げることが必要だと感じました。“生もの”ならではですよね。

――菊一文字の回収も素晴らしかったですよね。

あれは上手い! 2人の経験値、そして貫禄が成せる技だと感じました。あれは敵ながらあっぱれでしたね。

――11月に、待望の4th LIVEが開催。それに向けての意気込みを聞かせてください。

4th LIVEは、多くの人が待ち望んでいたと思います。僕もその1人。大野や菊一文字がどうなってしまったのか、今後どのような道を進むのか、それにスターダストがどう絡んでいくのか、気になって仕方ありません。笑いに関しては、6-シックス-が単独ライブを経てどれだけパワーアップしているのかが特に気になっている部分ではあります。4th LIVEに向けて、花江くんと十分に稽古を重ねて、本番に挑みたいと思います。絶対に負けません!

――4th LIVEを楽しみにしている方、そしてこれから『GETUP! GETLIVE!』に触れる方へのメッセージをお願いします。

『GETUP! GETLIVE!』は、ただ単に「お笑い芸人の話」と括るだけでは伝えきれない、青春・人生をかけた男たちの熱い人間ドラマが展開しています。胸にグッと刺さるシーンもあれば、爆笑必至の漫才シーンもあり、見どころ満載! これまでの公演はDVD、Blu-rayで振り返ることができますし、コミックス、小説も発売しています。色んな入口があるので、ぜひお好みの場所から入っていただいて、気になるコンビを見つけてほしいですね。ますます盛り上がっていく『GETUP! GETLIVE!』の応援をよろしくお願いします!