6-シックス-単独ライブ 「この6でもない世界に俺たちのお笑いを」オフィシャルレポート!!


☆――――――――――――☆
【公演名】
GETUP! GETLIVE!(ゲラゲラ)6-シックス-単独ライブ
「この6でもない世界に俺たちのお笑いを」
【開催日時】
2021年5月23日(日)
昼の部▷14:30開場/15:00開演  夜の部▷18:00開場/18:30開演
【出演者】
6-シックス-(喜多見 蓮役:阿座上洋平、狛江一馬役:熊谷健太郎)
ゲスト:はやしま(早島 雷役:天﨑滉平、早島 央役:梶原岳人)
MC:天津向
☆――――――――――――☆

5月23日(日)東京・サイエンスホールにて『GETUP! GETLIVE!』初の単独ライブとなる、6-シックス-による「この6でもない世界に俺たちのお笑いを」が、昼夜2公演にわたって開催。喜多見蓮役・阿座上洋平さん、狛江一馬役・熊谷健太郎さん、そしてゲストの「はやしま」早島雷役・天﨑滉平さん、早島央役・梶原岳人さんが出演し、4人による合同コントや、阿座上さんが自らこの日の為に描き下ろした新作コントも展開し、観客を笑いの渦に巻き込みました。

初めての単独ライブということで、阿座上さんと熊谷さんはリハーサルから気合十分。披露したことのあるコントもあれば、この日初めて披露するコントもあり、入念に打ち合わせをし、ネタなどをチェック。

天﨑さん、梶原さんもリハーサルに合流。今回、4人によるコントもあり、3rd LIVEから参加した2人は、先にステージに立っていた芸人の先輩(?)でもある阿座上さん、熊谷さんを前に少し緊張の面持ち。しかし、いざネタ合わせになると梶原さんが笑ってしまい、それにつられてみんなが笑ってしまうという和やかな雰囲気で進行していました。

イベントの前説には、お馴染み『GETUP! GETLIVE!』の企画・天津 向さんが登場。6のために会場を温めようとしますが、昼の部の声だけの出演、影ナレーションではあまり笑いが取れず、挽回を期した夜の部にはステージに立って前説を行うという、笑いに対する情熱を見せつける場面も。

そしていよいよ、ライブがスタート。ステージ上には、なんとサンパチマイクが。これまでコントしか披露してこなかった6が、予想外の漫才を披露します。「別嬪さん、別嬪さん、ひとつ飛ばして別嬪さん…」というどこかで聞いたことのあるような漫才は、なんと狛江作だとわかるというコントに変貌。なぜか喜多見が関西弁、オチがない、など狛江ワールドが炸裂した漫才設定のコントで、そしてこれがLIVE終盤への伏線になっているのでした。
2本目、昼の部はコント「昔話」。ももたろうを大胆にアレンジした、ショートアニメや2019年AGFや披露したコント。。夜の部は1stLIVEで披露した、悪の組織との最終決戦で同じアニメ好きという共通点が判明するコント「ヒーローと怪人」を再上演。1stLIVEでは台本を持って披露した同コントを今回は台本を持たずに披露。随所にブラッシュアップされており、6の進化を感じ取ることができる時間となりました。

幕間には、6分間で阿座上さん&熊谷さんが小話を披露する「6minutes episode」という転換映像があり、そこでは「眠れない夜は」「アドリブで乗り切ったこと」「梶原岳人って…」「天﨑滉平って…」などをテーマに、6分間という限られた時間でトークを展開。短いようで長いこの6分間に2人は苦戦しながらも、阿座上さんは興奮しながら語ったり、熊谷さんは声優養成所時代を振り返ったりと、普段のラジオ収録の様子も垣間見える、さまざまな面白トークを繰り広げてくれました。

セットが入れ替わると、「宝石を盗まれた!」というナレーションが会場に響き渡ります。ステージには阿座上さん、熊谷さん、天﨑さん、梶原さんが揃い、向さんから出されたお題に応える、完全アドリブコントへ。宝石を盗んだ犯人は怪盗スベルパンは変装の名人でこの4人の中にいるという。そして、なんでもスベルパンは「とにかく面白くない、スベリまくる」らしく、向さんの出す、笑いを求める質問に一番ウケなかった者…それが、スベルパンという設定。「このラーメン屋には二度と行きたくない!その理由は?」「この人、隠しているけど実はオタクだと思う瞬間は?」などの大喜利や無数の小道具からボケを繰り出すモノボケに挑戦し、アドリブで回答が続々と飛び出す中、梶原さんの回答だけが趣旨とズレすぎていて観客だけでなくキャストさえも爆笑させ、相方の天﨑さんに「ベツ・ジゲン」と名付けられるシーンもありました。果たして、この4人の中に「スベルパン」は潜んでいたのでしょうか…?

今回、4人による合同コント「手紙代読サービス」も展開。このコントでは、狛江が手紙代読人となり、母親から届いた手紙を情緒たっぷりに読み上げていきます。リハーサルで梶原さんの笑いが止まらなくなったのは、実はこのコントでのこと。本番では観客をも大爆笑させ、すべての人の心に「ウィーン」という言葉を刻んだことでしょう…。

そして、続いてコント「レストラン」(昼公演)「YouTuber」(夜公演)は、なんと阿座上さんがこの日の為に書き下ろしたネタ。レストランを舞台にした、クレーマーvs先読み店員。母親がまさかのYouTuberデビューしていたという事実を知った息子の複雑な心境を見事にコントにし、観客を大いに笑わせました。

その後、最後のコント「この6でもない世界に俺たちのお笑いを」。単独ライブと同タイトルのコントが始まると、ライブ冒頭で行った漫才設定コントがここに繋がります。単独ライブに向けてネタ作りに励む喜多見に、狛江も「お客さんに笑いを届けたい」とネタを書くと提案。ところがどこかズレた内容に「これは厳しいかも…」と喜多見はオブラートに包んで伝えるも、狛江はめげずに書き直し続けます。そんな狛江の熱気に感化された喜多見は、狛江と2人で1つのネタを作り上げるのでした。

エンディングロール明けには、そんな2人が練りに練りすぎた漫才を披露してオチをつけます。6の2人が漫才を考えるコントというメタあり、エモーショナルありのネタを超えた(?)笑いで、観客を爆笑の渦に包み込みました。

イベントの最後には、新情報が続々解禁。11月14日(日)に開催する4th LIVEの出演者が発表され、キャスト全員が勢ぞろいすることが明らかとなりました。しかし、「スターダスト」「6」「はやしま」というコンビ名と共に出演者名が表記される中、「菊一文字」の文字がなく、観客はザワザワ…。前回“解散”という衝撃の展開となって終わっただけに、次回公演がよりいっそう気になる発表となりました。

また、3rd LIVEで名前だけ登場していた「相模家善行(さがみや ぜんぎょう)」のキャラクタービジュアルと、演じるキャストも発表に。その渋いビジュアルにピッタリの速水奨さんがキャスティングされ、観客からは「おお!」という喜びの声があがっていました。

この単独ライブで、確実にレベルアップを遂げた6が、4thLIVEでどんなコントを披露してくれるのか。
期待が高まります!

この度、イベント直後の阿座上さんと熊谷さんに、初単独イベントの感想をお聞きしました。

■熊谷健太郎(狛江一馬役)

本当にたくさんの方の協力があって、今回単独ライブを開催することができました。本当にありがとうございました! 初の単独ライブということで、ステージには基本僕たち2人が立つことになり、いつもとは違う緊張があったのですが、結果的にはすごく楽しかったです。コントをして笑ってもらうという経験は『GET UP! GET LIVE!』でしかできないことですしね。はやしまの2人、向さん、その他この公演に関わるすべての皆さんのおかげです。そしてやっぱり、阿座上洋平が相方で良かったと思いました。

■阿座上洋平(喜多見 蓮役)

今のご時世もあり、今回も「延期になってしまうんじゃ…」と思っていたので、開催できてすごく嬉しかったです。開催が本決定して1か月、このライブのことだけを考えていました。今回、自分でネタを作るということもあって「笑わせたい!」という思いが特に強く、余計な力が入っちゃって大変でした(笑)。単独ライブをやってみて感じたのは、僕らが楽しむことによって、良い笑いが生まれるということ。我々が楽しむと、それとリンクしてお客さんも笑ってくださり、それが余計な力みをほぐしてくれました。そんな気付きがあったり、自分でネタを書いたりと、本当にこの単独ライブではたくさんのものを得ることができました! 次の4th LIVEにも確実に活きてくると思います。

尚、今回の6-シックス-の単独ライブ「この6でもない世界に俺たちのお笑いを」は2021年5月28日(金)0:00~5月30日(日)23:59までアーカイブ視聴ができます。
気になる方はオンラインチケットをご購入ください!

■オンライン視聴チケット
受付期間:2021年5月18日(火)19:00~5月30日(日)18:00

https://www.cnplayguide.com/gugl2021_online/