『はやしま』単独LIVE「Loser’s Whining」オフィシャルレポート
『GETUP! GETLIVE!』presents はやしま単独LIVE「Loser’s Whining」が、6月26日(日)に東京・サイエンスホールにて昼夜2公演にわたって開催。『はやしま』の早島雷役・天﨑滉平さん、早島央役・梶原岳人さんが息の合った漫才を披露し、さらに『菊一文字真打』大野虎之助役・石川界人さんをゲストに迎えた朗読劇やバラエティーコーナーなどで観客を盛り上げました。
開演のブザーが鳴ると、朗読劇からスタート。初の単独ライブに緊張を隠せない『はやしま』の前に、大野が挨拶へやって来ます。「お邪魔します」という大野に「邪魔すんなら帰ってや~」というコテコテの返しをする雷、それに「今令和やで?」とツッコむ央。そんな2人を見て、大野は「いつも通りで安心した」といつもと変わらない様子に笑顔を見せます。
央が楽屋を出ていき、雷と大野の2人になると、高校の頃2人でコンビを組んでいた時の話に。「あの頃も、本番直前までくだらない話をしてたな」と懐かしんだかと思うと、思わず喧嘩に発展しようとするも、その言い合いで「良い感じに緊張がほぐれた」と話す雷。大野に背中を押され、自信を持ってステージへと向かうのでした。
ここから漫才パートへ。昼の部は「やってみたい)」を披露。「昔からヒーローに憧れている」という雷に対し、「ほな俺が怪人やるし、ヒーローやってみよか」という漫才でよく見る返しをした央。しかし雷は「すぐできるわけないやろ!」と怒りを露わにし、段々スケールが大きな話へと発展していきます。
そして夜の部は「遊園地デート」。彼女ができた時の遊園地デートをシミュレーションすることになるも、雷演じる彼女の行動が突拍子もなさすぎて、央を振り回すという内容で観客の笑いを誘っていました。4thLIVEでも披露した同ネタを更にブラッシュアップして披露しました。
続いては、単独ライブならではのフリートークのコーナー。天﨑さんと梶原さんの話から、相当緊張していることが伺えます。
さらに、MCに天津の向清太朗さんを迎え「なんてツッコむでしょう」という企画も実施。とあるボケに対して相方がどんな風にツッコむかを予想し、コンビの絆を確かめる同企画。梶原さんがボケの内容を理解できなかったり、先に答えを言ってしまったりというハプニング(?)があり、そのせいで天﨑さんが頭を悩ます様子が観客に大うけしていました。
漫才パートへ戻り、昼の部で披露した新ネタ「お笑いわからん」の導入が央の「お笑いがわからないんですよね」というもので、その前のコーナーで天崎さんを散々悩ませたことから、雷のセリフに乗せて天崎さんの本音が飛び出してしまう場面も。
また夜の部の新ネタ「絵本作家になりたい」では、絵本作家になりたいと言う央の描いた絵本の内容に雷がツッコみ、スクリーンに央の描いた絵本が映し出される斬新な漫才。ドラマの内容ともリンクして、はやしまの二人がネタを試行錯誤して模索するように、昼の部「お笑いわからん」も同じくボケツッコミを逆転させるというチャレンジングなネタとなりました。
続いて、ゲストの石川さんを迎えてのトークコーナーへ。石川さんは『GETUP! GETLIVE!』に3rdから参加した『はやしま』へ抱く印象を語り、また『菊一文字真打』について、さらに自身のお笑い観を語るという貴重な時間に。さらに石川さんを交えて、「6-シックス-」の単独ライブ(昨年5月開催)にて行った定番のコーナー「怪盗スベルパン」も実施。宝石を盗んだ怪盗スベルパンは変装の名人だが、「とにかく面白くない」という特性を持つ人物。向さんが出題する“笑いを求める質問”に一番スベった者が、スベルパンだということです。
趣旨とズレすぎた回答で天﨑さんから「ベツジゲン」と名付けられた梶原さんがその名に恥じず本領を発揮したほか、石川さんも苦戦しつつも名回答を連発。果たして、誰がスベルパンだったのでしょうか…?
そしていよいよ、この日最後の漫才のコーナーへ。これまで優勝を逃してきた『はやしま』。
昼の部新ネタ「勝つために」では、他コンビに「どうしても勝ちたい」という雷が「名案を考えて来た」と言います。それは“良いところを吸収する”ということ。「スターダスト」、「菊一文字真打」、「6-シックス-」のそれぞれの特徴をピックアップし、天崎さんが読経ラップを披露するなど、この日一番の盛り上がりを見せました。
夜の部新ネタ「女の子やってみる」では、「モテたい」と言う雷のために、練習として央が女性役を買って出ます。しかし、女性の気持ちをわかるため…という名目で雷に言われるがまま、央が振り回されてしまうという『はやしま』ならではの漫才で締めました。
そして、『Lose’sWhining』の最終話となる朗読劇のパートへ戻ります。単独ライブをやりきった達成感に包まれる『はやしま』の2人。労わりに来た大野に感想を求めると「練習が足りてない」「あのネタはもっとこうしたほうがいい」などと指摘が入りつつも、それは大野ならではの誉め言葉であることがわかります。雷が席を外したタイミングで楽屋で二人になる央と大野。二人だけで改めて会話するのが気恥ずかしい様子の中、央が大野に「ありがとう」と切り出します。それは高校時代の文化祭で「雷と組んでくれてありがとう」、そしてその後、菊一文字真打となった大野に「雷と組んでくれんでありがとう」の二種類の「ありがとう」だったのでした。帰路、打ち上げに大野を誘うも、大野は「これから用事がある」と先に帰ります。帰り際、電話すると相手は町田の様子。なにやらはやしまの単独LIVEに触発された様子がうかがえます。そして、改めて二人きりとなったはやしまの二人。同じ月、まだ満ち足りてない月を見上げながら決意を新たにするのでした。いつか負け犬の遠吠え(Lose‘sWhining)を勝利の雄叫びへとすることを。
本公演で確実にパワーアップした『はやしま』が、5thライブをかき回すこと間違いなし!
この模様は、7月3日までアーカイブ配信を実施。
これを見て、今年11月13日(日)に迫る「5th LIVE!!!!!」に備えるべし。
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GETUP! GETLIVE! presents はやしま単独LIVE「Loser‘sWhining」
【日程】 2022年6月26日(日)
<昼の部>開場14:30 / 開演15:00 <夜の部>開場18:00 / 開演18:30
【会場】 サイエンスホール(東京都千代田区北の丸公園2-1)
【出演者】 [はやしま] 天﨑滉平(早島 雷役)、梶原岳人(早島 央役)
ゲスト:[菊一文字真打] 石川界人(大野虎之助役)
MC:天津向
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『はやしま』単独LIVE「Loser’s Whining」見逃し配信チケット情報
<見逃し配信>
配信視聴チケット販売期間:2022年6月14日(火)18:00~7月3日(日)21:00
配信期間:2022年7月3日(日)23:59まで
[e+(イープラス)Streaming+]
お申込みはこちら:https://eplus.jp/getupgetlive_hayashima_ol/
※ライブ配信のチケットをお持ちのお客様は見逃し配信もご覧いただけます。
※視聴途中でも、2022年7月3日(日)23:59を過ぎますと視聴できなくなります。